「からだケア」ができるまで。第1回 訪問治療という新しい選択肢

「からだケア」ができるまで。についてお話ししたいと思います。
と言いつつも、まだできていないので、まだゴールがない状態で書いています 笑

はじめるきっかけ

月1回程度、私は近所の鍼灸院に通っていました。何度か通ううちに院長さんから業界が抱えている問題について聞きました。
学校を出て、国家資格を取得しても働く場所がない
働いても生活していくことができず、結局資格を活かした仕事を続けることができない
この問題を解決することができないかな?

元々マッサージや整体、鍼灸が好きだったこともあり、興味深いテーマでした。
楽観的に解決できるならしたい、と思いましたね。
あくまで施術を受ける側だったので、色々調べていく必要は感じましたが、もっと詳しく知りたいとも思いました。
一緒にやっていくメンバーにも共有して、まずは調査からスタートしました。

最初のコンセプト

調査をしていくと、確かに院長さんが言っていたような国家資格を取得したが仕事を続けていくことができない場合が多いという問題があることが分かりました。じゃあそれをどうやって解決していくのか。

院長さんも含め話し合い、私たちが掲げた方向性はずばり、
自宅への訪問による治療サービス
でした。つまりお客さんの家に出向き、マッサージや鍼灸治療を行う形です。

訪問であれば、店舗を構える必要はありませんし、現在、別の仕事をしている国家資格をもった治療家も参加できます。
当時、これだ!と思いましたね 笑

友人たちに訪問治療についてインタビュー

お客さん側はどうでしょうか?
自宅に治療家がやってきてマッサージ、、、抵抗、ありますよ、ね?

特に女性は見知らぬ治療家が自宅にやってくることに抵抗あると思います。
私もこのコンセプトについての是非をはかるため、数十名の友人たちにインタビューしました。「自宅でマッサージしたいと思いますか?」と。インタビューしておいていうのもなんですが、抵抗あるだろうなと予測してもいました。

案の定、女性は100%、抵抗あり、でしたね。
絶対頼まないよ、と言われたりもしました。
あるWebサイトで近しいアンケートをとっている結果も見ましたが、同様に女性は100%抵抗ありという結果でした。
うーん、難しいか、訪問治療。。。

一方で、意外だったのは、男性です。
同様に男性も基本は抵抗ありかなと思っていたのですが、40%くらいの人はまったく抵抗なしでした。
特に20代〜30代の男性はOKですよ、むしろ助かります!という回答だったんですね。

訪問治療がOKとなる場合

女性側のインタビュー、100%抵抗ありと言いましたが、実は但し書きもあったんです。

  • 知り合いの治療家ならOK
  • 何度か来店して慣れ親しんだ治療家が自宅にくるならOK

そうなんです、そこに信頼関係があればOKなんです。
私は男性ですが、実際に友人に自宅でマッサージをしてもらっていた時期もあるですね。

もう一度Webサイトの近しいアンケートを見返しました。
訪問による治療に関しては、抵抗ありだったんですが、ある治療院を経営している人の回答で興味深いものがありました。

私も治療院を開業する前に、自宅への訪問による治療を考えていた。同様のアンケートをとったら、やはり全員が抵抗ありと答えたので、訪問はあきらめ、お店を構えた。お店を構えると、自宅への訪問治療の依頼が入った。しかも、常連さんだけでなく、新規のお客さんからの依頼もある状態だった。

といった内容でした。

さぁ希望が出てきましたね 笑

推測するに、店舗を構えたことで、ある種の信頼が生まれたんでしょうね。
「自宅に来るのは、あのお店の人である」という信頼でしょうか。

この信頼を構築していければ、自宅への訪問による治療は成り立つのではないかと考えました。

訪問治療への可能性

現状ですと、自宅への訪問治療といえば、

  • 高齢者に向けた訪問による保険治療
  • ホテルや旅館への出張マッサージ

というイメージが強いですよね。
後者の出張マッサージは、治療というより、女性セラピストが男性に向けたマッサージという印象が強い。

私たちがやろうとしていることは、現状、来店して受けるマッサージや整体治療を、自宅で受けるというものです。
これが認識されることによって、近くに治療院がない人も治療を受けることができるようになります。
仕事が終わるのが夜遅い人たち、例えば飲食店やヘアサロンで働く人たちも時間に縛られず施術を受けられまし、
保険での治療は受けることはできないが、外へ出るのは億劫な人たちもです。
この人たちへ向けて、自宅でマッサージを受けるという選択肢を提案できるようになります。

おおっ!これはこれは!素晴らしいサービスじゃないですか!笑
これはやるっきゃない!と思いましたね。

でもどこかで一抹の不安というか、違和感みたいなものも覚えていました。熱く語れる自分がいるものの、どこかで言葉が濁るみたいな感じです。この濁りはごまかしてはいけないと思いました。

つづく