SEO対策に関する話や記事を読むと、いまの時代は『独自コンテンツ』が重要であると耳にしませんか?
あなたの治療院・サロンのウェブサイトに独自コンテンツを載せるとはいったいどういうことなのでしょうか。
この抽象的で曖昧な独自コンテンツについて、深堀りしていきましょう。
●なぜ独自コンテンツが必要なのか
なぜ独自のコンテンツが必要なのでしょうか。
SEO対策として求めていることは、Google検索結果ページの1ページ目の上の方に表示されることですよね。
高評価ページが1番目、2番目、、、と順に並ぶわけです。
検索したユーザー視点で考えてみましょう。
たとえば肩こりについて知りたくて、スマホやパソコンで【肩こり】とGoogle検索したとします。
1番目のページも、2番目のページも、3番目のページも、どのページを開いても同じ内容だったらどう思いますか?
Google検索する行為自体に、価値を感じなくなりますよね?
逆に、1番目のページで読んだ内容と異なる情報が、2番目のページに載っていることで、Google検索に多様性を感じ、価値があると思いますよね。
端的にいえば、1番目のページに載っている内容と同じような内容のページはもういらないのです。
●独自+付加価値
独自コンテンツだけでは、実はまだ物足りません。
そこに価値をユーザーが見いだせなければ、いま上位表示されているページの上に表示されることはありません。
より高評価を得るためには【独自】の内容で【高品質】さらにそこに【付加価値】があるページである必要があるのです。
- テーマに対して深堀りし情報を追加していく。縦に情報を掘っていく。
- テーマに関連する情報を追加してく。テーマを横展開する。
- 独自調査結果やデータを追加する
- 個人の見解を述べる。専門領域がある場合は有効。
- 画像、動画など文字とは別のコンテンツを追加する
これらの情報を加え【独自+付加価値】のあるページにしていくのです。
●付加価値は2、3センテンス
付加価値のあるページとは、具体的にどれくらい付加価値があればよいのでしょうか。
テーマの掘り下げにせよ、データにせよ、付加価値を追加するのは言葉でいうほど簡単なことではありませんよね。
文字を書く時間だけではなく、思考したり、調査したりする時間もかかります。
GoogleのMatt Cutts氏へのインタビュー記事「Matt Cutts and Eric Talk About What Makes a Quality Site」の中で、付加価値は2、3センテンスでも十分であるとの見解を述べています。
もちろんケースバイケースであり、2、3というのはあくまで目安に過ぎませんが、とにかく「数」を求められているのではなさそうです。
また、上記のインタビューでMatt Cutts氏は、町にあるジムを例にして次のように述べています。
同じ小さな町にある4つのジムが、すべて全く同じアドバイスを提供していると想像してみてください。
ユーザーはこれら4つのジムの違いが何であるかを理解できません。
ユーザーはコンテンツを読んだ後「さてどこに行けばよいのだろうか」と思うのではないでしょうか。検索エンジンにとってもそれは同じです。
ユーザーと検索エンジンから選ばれるためには、独自で付加価値のある情報が必要なのです。
●まとめ
独自コンテンツについていかがだったでしょうか。
Google検索結果ページには、オリジナリティがないページは上位表示されません。
なぜなら1番目も2番目も3番目も、すべて同じような内容のページになってしまうからです。
さらにユーザーにとって価値のある付加価値も必要です。
独自コンテンツ+付加価値をページに盛り込むことで、オリジナリティがあるページになっていき、上位表示されるようになるのです。