Googleが提供しているブラウザChromeは2020年4月より、httpsのページでhttpによるリソース提供やファイルのダウンロードのブロックを開始すると宣言しました。

出典:Protecting users from insecure downloads in Google Chrome
表現が少しわかりにくいですが、端的にいえばセキュリティに問題のあるhttpを除外していくという意味になります。
httpについてはこちらのhttpから始まるページになっていませんか?をご覧ください。
今回はhttpのことも含め「取り組むべき5つのこと」と題して、ホームページ運用に当たり、そろそろ取り組んでおきたい点を一緒にみていきましょう。
●httpからhttpsに移行する
httpとhttpsの違いを郵便でたとえるなら、httpsは封書で、httpははがきでのやりとりです。
はがきは誰でも読むことができます。一方、封書の中身は見えません。
httpのサイトで情報入力するとはがきと同じ扱いになります。つまり誰でも情報を読み取ることができる状態なのです。
上記のChromeの処置があるからという理由だけでなく、お客様の情報を守るという観点においても、httpのサイトはhttpsに改善していきましょう。
●スマホ対応したホームページ
文字通り今更感もありますが、それでもまだスマホ対応していないホームページもときどき見かけます。
SEOとしてもスマホ対応していない点はマイナスに働いてしまいます。
これからのホームページは「スマホ対応している」ではなく、スマホを中心と捉えていきましょう。
別の言い方をすれば、「パソコン対応している」と言い換えても良いくらいスマホ対応は必須となりました。
参考:Google「モバイル ファースト インデックス」とは?|これからのSEO対策
●タイトル、ディスクリプション、h1タグ
SEO対策の基礎として、ページごとにタイトル、ディスクリプション、h1タグは設置しましょう。
どんなページ(タイトル)か、そのページの説明(ディスクリプション)、そのページの主題(h1)を、各ページごとに設定するようにしましょう。
Googleがあなたページがどんな内容のページなのか理解することを手助けします。
●画像を圧縮
治療院・サロンホームページに画像をアップロードする際に、画像を圧縮しましょう。
たとえばスマホで撮影した画像をそのままアップロードすると、ページを表示する際、ページが重く、表示時間がかかってしまうことがあります。
Googleの見解においてもページが表示されるまでに3秒以上かかると、53%のユーザーはページを離れてしまうという結果が出ています。
こちらの記事で画像圧縮ツールも紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
圧縮は簡単にできますよ。
●デザインを意識する
「単に文字で説明文が書いてあれば良い」というホームページでは誰も読まなくなりました。
スマホによってスイッチコストが圧倒的に下がったからです。誰でも簡単にページを切り替えできます。
ホームページを訪れてくれたユーザーが読みやすい、認識しやすいようなデザインにすべきです。
はじめの一歩としてはこのようなデザイン領域があると意識するだけでも変わってくるでしょう。
この「からだケアプラス」でもデザインについて言及した記事もありますので、デザイン力をあげていきましょう!
●まとめ
「httpsでセキュリティを高める」「スマホで表示できるホームページにする」「タイトルやh1タグでGoogleにも理解しやすいページにする」「画像を圧縮して表示速度UP」「デザインを意識して見やすい読みやすいサイトへ」
まだ取り組み前の治療家の方はぜひチェックしてみてくださいね!