前回治療院・サロン経営者の方に向け、SEOにおいて最重要な項目、タイトルのSEO効果と書き方について説明しました。今回はディスクリプションです。
● ディスクリプションとはなにか
descriptionと書いて、ディスクリプションと呼び、意味は説明文。この記事ではカタカタで表現していきます。

赤枠で囲まれた部分がディスクリプションです。
● ディスクリプションの役割
ディスクリプションの役割は以下の通り。
- 検索したユーザーにページ内容を説明する
- Google(検索エンジン)にページ内容を説明する
検索したユーザー、Google(検索エンジン)それぞれにページ内容を説明する役割があります。
1.検索したユーザーへの説明
ディスクリプションによって、タイトル(30文字)では表現できなかった内容を伝えます。
ページ内容を具体的に記述することで、タイトルでは決めきれなかったユーザーに決め手となる詳細情報を記載します。
○ Google検索結果ページをみてみよう
以下は「肩こり 鍼灸」で検索したGoogle検索結果ページです。

はじめに青字のタイトルが目に入りますよね?気になるタイトルが見つかるとディスクリプションに目がいくのではないでしょうか?
○ ディスクリプションを読まない場合も多い
しかし、一方でユーザーはディスクリプションは読まずに、
- 少しでもタイトルが気になったら、クリック!
- 上から順番にクリック!
- 片っ端からクリック、クリック…!
も多いのも事実です。
つまり、ディスクリプションにタイトルや表示の順番ほどのインパクトはありません。 しかし、すぐにリクックしない場合、クリックするかどうか判断材料になります。
○ 検索キーワードが含まれる場合は太文字になる
検索したキーワードが、ディスクリプションに含まれる場合、ディスクリプションの対象箇所が太字で表現されます。”多少”ですが目立ちますね。
「肩こり 鍼灸」の部分が太文字になっています。

2.Google(検索エンジン)への説明
Google(検索エンジン)は、ディスクリプションからページ内容を把握します。そのため、タイトルとディスクリプションの内容は合わせます。あまりにも内容が乖離しているとGoogle(検索エンジン)がページ内容の正確な把握がしずらくなります。
しかしながら、現在のGoogle(検索エンジン)において、ディスクリプションは検索順位を決める要因ではありません。
● ディスクリプションのポイント
ディスクリプションを効果的に書く4つのポイントです。
- 文字数は120文字以内
- ページごとに設定する
- 具体的に記載する
- ヒットさせたい検索キーワードを含める
1.文字数は120文字以内

文字数は120文字以内にします。文字数が多いと見切れて「…」となります。
※上記はからだケアの料金ページのディスクリプションですが、見切れてましたね(苦笑)
2.ページごとに設定する
ディスクリプションはページごとに設定します。
▼ ログインページのディスクリプション

▼ お役立ち資料ページのディスクリプション

▼ 自動でグラフ化ページのディスクリプション

3.具体的に記載する
GoogleやYahoo検索結果ページで、あなたの治療院・サロンページのタイトルをみて目が止まった人が、さらに興味を抱くように具体的なメッセージを書きましょう。
4.ヒットさせたい検索キーワードを含める
先ほどの説明した通り、検索キーワードがディスクリプションに含まれている場合、太文字で表現されます。”多少”ですが目立つようになるので検索キーワードを含めた方が良いでしょう。
しかし、過剰にキーワードを乱用したり、ページ内容と乖離するキーワードを含めるのは逆効果になるので避けましょう。
このあたりの考え方はタイトルを書く時のポイントと同じですね。
● ディスクリプションの書き方
ディスクリプションは、以下のように書きます。
< meta name = ”description” content = ”ディスクリプションを書くところ ”>
ディスクリプションは正確にはメタ ディスクリプションといいます。しかし、この部分は深く追求せず、<meta name = “description” は、書くためのおまじないとして考え、そのまま書きましょう。
実際にディスクリプション(説明文)を書く箇所はcontent = ”ココ” の部分です。”ココ”の記載内容が、Google検索結果ページに表示されます。
● まとめ
ディスクリプション自体に、検索順位を上げる効果ありません。しかし、あなたの治療院・サロンのページがGoogleやYahooの検索結果ページに表示された際のクリック率に影響があります。
また、もしディスクリプションを設定しないとGoogleが勝手に設定します。その場合、文字が切れていたり、省略されたりする可能性もあるので、ご自分でページごとに設定することをおすすめします。