え?マッサージとあんま(按摩)って違うの?

マッサージのイメージってどんなものでしょう?

「そりゃ、スポーツや仕事で疲れた筋肉を揉みほぐすことでしょう?」
「肩や腰や足の裏のコリをギューっと抑えて、柔らかくすることでしょう?」
「美容師さんが頭皮をマッサージすると増毛・発毛の効果があるって言ってましたよ。」

そんな声が聞こえてきそうです。
はい、どれも正解です。

疲れた筋肉を手で優しく揉んでもらうのは、とても気持ちが良いものですし、血行が良くなればリフレッシュ出来ますものね。
こんなことは知らなくても良いただの雑学ですが、厳密にはマッサージとあんま(按摩)、そして指圧は異なる手技療法なのですよ。

マッサージとは?

マッサージは求心性(手足末端から心臓に向かう)の刺激で、直接皮膚に触れて行われるものです。

分かりやすいのは“足がむくんだ”時、誰でも足を高くして休んだり、足の末端から上に上にと皮膚をなでたり擦ったり、絞るように揉み上げたりしますでしょう?
それがマッサージです。

静脈血やリンパの流れを促進することで、細胞にたまった老廃物を早くデドックスする効果が期待できます。

あんま(按摩)とは?

あんまは逆に服や布の上から遠心性(心臓から末端に向かって)に揉んだり叩いたりして刺激をしていく手技です。
細かく言うと軽く皮膚をさすったり、深く押し込んで揺らしたり、揉み上げたり色々なテクニックがあるのですが、
ここでは割愛します。

ご興味がある方は、マッサージ師(あんま)さんに実演してもらうと面白いですよ。

遠心性に刺激をすることで、動脈血を速やかに手足末端まで送り届ける手助けとなりますので、疲労回復が促されます。

よく駅前にある“クイックマッサージ”で行われているのは、ほとんどがあんまですよね。
服の上から肩や腰への刺激から始まることが多いようですから、“クイックあんま”と呼ぶのが本当なのでしょうが、
現代においてはあんまという言葉自体が死語になりかかっているようです。
マッサージの方が断然音感が良いですものね。

指圧とは?

指圧も遠心性の刺激が基本です。
ツボや反射区を刺激することで、思わぬところに効果が出て、正直言って、施術家にとってはとても面白い分野です。

マッサージ、あんま、指圧発症の地

実はそれぞれ発祥の地も違うのですよ。
マッサージは西洋(フランス説が有力)あんまは中国、そして指圧は日本由来とされています。

からだケアプラスのブログで、たびたび書かれていますが、あんまマッサージ指圧師はれっきとした国家資格です。
ご紹介します!整体、マッサージ、整骨院の違い

資格保有者なら例外なく専門学校・大学時代に、それぞれの手技療法を授業で学んできています。
マッサージとあんまの違いを体感してみるのも一興ですよ。

また効果の違いについても聞いてみてください。
それぞれの先生によって色々な考え方や成功体験があるでしょうから、きっと面白いお話が聞けると思いますよ。