Afterコロナではなく、withコロナと呼ばれるようになってきました。
不確定な要素は多々ありますが、私たちはこのコロナとともにしばらくの間、進んでいくことになるでしょう。
日本だけでなく、世界がかわろうとしています。もちろん治療院・サロンの業界も一変していくでしょう。
1つの事象としてリモートワーク(テレワーク)が一斉に広まっています。このリモートワークがもたらす変化について一緒に考えながらみていきましょう。
●オフィスに出勤しない
自宅でリモートワークするため、オフィスに出勤しません。
「仕事帰りにちょっと立ち寄る」という感覚は薄れていくでしょう。
特にオフィス近隣の店舗は、治療院に限らず、飲食店や美容院などもあたらしい価値を提供する必要がでてくるでしょう。
●家庭のオフィス化
自宅で仕事をするため、家庭がオフィスのようになってきます。
実際に家庭で使えるオフィス用品がいま売れています。
快適なネット環境を5Gがさらに後押するでしょう。部屋の様相も変化していきますね。
パソコンからスマホへの大きなシフトチェンジがありましたが、自宅で仕事することでパソコンからのアクセスも再度伸びていくかもしれませんね。
一方で、オフィスほど充実した椅子や環境を整えることはすぐにはできません。肩こりや腰痛はこれまで以上に発生するかもしれません。
また、外出が減るため、運動不足やリフレッシュのためのコンテンツも求められますね。
実際にトランポリンもいま売れていますね。
●時間が増える
家庭内の時間や余暇時間も大幅に増えていきますね。
ただこれまで通り、誰もが喜ぶ大衆的なコンテンツではなく、個々の興味を満たすものへ時間を使うことでしょう。
●家から参加
映画や音楽、イベントはだけでなく、教育や学習、習い事も家からリモートで参加します。リモート飲み会、リモートヨガ、リモート面談なども増えていくでしょう。
治療院・サロンでできるリモートコンテンツも思考していく部分かもしれませんね。
●外出は慎重に。目的地へいく。
withコロナの時代に、用事もなくふらふらと繁華街へ出向く機会は減っていくでしょう。
人の目的地となっていく必要がありますね。
つまり、オンライン上で興味や信頼を重ねていく必要があります。
これまで新規獲得の手段として割引がありました。しかし、単に割引というメリットを享受するために、むやみに行くのはリスクが大きくなったともいえます。
●場の在り方
場の在り方も変化していきます。治療院・サロンに限らず、3密空間は避けて行動します。
物理的な場の構造だけでなく、「待ち」はないか。「人と人の間隔」はあるか。「予約と予約の間隔」は空いているかなどが問われてくるでしょう。
つまりその場にいる人の数をコントロールしていくことも求められてくるでしょう。
●信頼関係
Beforeコロナで築いてきた信頼関係は、withコロナ、Afterコロナの時代においてより大切にしていく必要がありますよね。
これからの新しい出会い、これからの信頼関係を築いていくには、オンラインでの活動が必須となっていくでしょう。
ホームページや動画やブログなどでメッセージを発信していくことで、興味を持ってもらい信頼へとつながっていきます。
看板を掲げて「待つ」割引して「待つ」ポータルサイトに課金して「待つ」だけでは信頼を築いていくのは難しくなってくるでしょう。
●Beforeコロナからかわらないもの
Beforeコロナからかわらない不可逆なものもあるでしょう。
AIやデータを活用した集客やサービスがそれにあたります。
この進化はもはや不可逆です。
「データは21世紀の石油である」といわれるように、データを味方につけたものが勝ち残っていく時代であることはかわらないでしょう。
●まとめ
これからどうなっていくのか。withコロナの時代の変化はまだ序章です。
きっとここであげたものの中でも、異なった進み方をしていくものもあるでしょう。
ここで重要なことは時代を捉え、思考し続け、試行錯誤を繰り返していくことです。
私たちからだケアプラス編集部も、治療院・サロン業界としてどうあるべきなのかこれからも思考を続けていきます。
みなさんも一緒に考えていきましょう。