治療院・サロンのホームページにおいてスマホ対応をしている方は多いかと思います。しかし、電話番号をタップするだけで電話がかかる仕組みには、まだしていない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はタップコールと呼ばれる電話番号をタップするだけで電話できる仕組み作りについて解説します。
● タップコールとは?
スマホサイトに表示された電話番号をタップするだけで、実際に電話できる仕組みです。自分で電話番号を入力する必要がありません。
▼「電話予約する」をタップ

▼「発信」を選択すると電話がかかります。

通常スマホは1画面しか開けないため、電話番号を覚えておきながらその画面を閉じ、電話をかけるための画面を表示させます。
多くの人は電話番号をいっぺんには覚えきれません。何度か画面を切り替えながら電話番号を入力することになり、途中で離脱してしまったり、あと回しにしてしまい、結局電話はかけない場合もあるでしょう。
● タップコールの設定方法
タップコールをご自分の治療院やサロンのスマホサイトに設定する場合、以下のようにHTMLで電話番号を記載する箇所にタグを記入します。

これだけでOKです。
ただし、郵便番号のように連続した数字をすべて電話番号だと認識してしまいます。それを防ぐため、以下のタグをhead内に記述しておきます。

● まとめ
電話番号をタップするだけで電話をかけられるタップコール。「電話をかけたい」と思ったときに、すぐ電話をかけることができることで、治療院・サロンのスマホサイトのユーザービリティを向上になります。
また、画面を切り替えて電話番号を入力する方式の場合、お客さんに負荷をかけることになり、顧客獲得の機会を逃す一因にもなります。
スマホサイトを使いやすくするための一環として、タップコールの導入を考えてみてはいかがでしょうか。