マジカルナンバー4±1で選びやすいメニュー設計

マジカルナンバー4±1

「人間が瞬間的に記憶できる数は4±1まで」

ミズーリ大学の心理学教授であるネルソン・コーワン氏の研究によって人間の短期記憶は4±1であることが明らかになりました。

マジカルナンバー4±1と呼ばれるこの考え方を治療院にも応用できるか探っていきましょう。

●マジカルナンバー4±1

マジカルナンバー

人間の短気記憶、一度に覚えることができる記憶容量のことをマジカルナンバーといいます。

1956年に認知心理学者のジョージ・ミラー氏が発表した論文「マジカルナンバー7±2」からそう呼ばれるようになりました。

そう1956年当初に発表された論文では短気記憶できる数は7±2だったのです。

しかし、先ほどお伝えした通り、2001年のネルソン・コーワン氏の研究によって4±1にアップデートされました。

いずれにせよポイントは、人間の短気記憶には限界数があるということ。いっぺんに多くのことは認識できないのです。

●情報のかたまりで覚える

チャンク

短期記憶とは人間が瞬間的に記憶できる情報量の数です。

人間は4±1の情報量しか覚えることができないのです。

しかし、ここでいう情報量というのは、情報1つ1つではなく情報のかたまりのことです。

ジョージ・ミラー氏が提唱した言葉を使えばチャンクと呼ばれるものです。人間は情報をかたまり(チャンク)ごとに認識するのです。

●身近な例:電話番号、郵便番号

 

身近な例でいえば、電話番号です。

電話番号は「090 – 1234 – 5678」のように3チャンクにすることで、私たちに人間は認識することができます。

「09012345678」という表示の場合、11チャンクになります。

そのため認識するために脳の負荷があがり、場合によっては認識をやめてしまうのです。

郵便番号も同様です。「1030027」は7チャンク、「03 – 0027」にすることで2チャンクとなり、認識しやすくなります。

見方を返ると、電話番号も郵便番号も情報を「−」で区切ることで認識しやすくしているんですね。

●マジカルナンバーとチャンクを意識したメニュー設定

マジカルナンバーやチャンクという概念はマーケティングにおいて良く活用される考え方です。

買い物にいっておすすめ商品が24個もあったら選べませんよね?おすすめ商品は4±1にしぼって提示すると良いでしょう。

実際に自分がお客さんの立場にたってみると24個も並んだ商品群から1つを選ぶのは非常に時間がかかりますよね。

決断できず”選ばない”という選択を取る可能性が高まります。

●メニュー数を工夫する

治療院・サロンにおいても応用できます。

患者様に提示するメニュー数を4±1に絞ることで短気記憶に記憶され選びやすくなります。

たとえば全部で10種類のメニューがある場合も、4±1ずつ見せる工夫をすることで患者様も認識しやすくなります。

  • 最初の段階で見せるメニュー数は4±1。その後、残りのメニューを提示する。
  • 目立つメニュー数は4±1。残りのメニューは表示サイズを小さくするなどメリハリをつける。

などマジカルナンバーやチャンクを意識したメニュー設定にすることで、患者様が認識し選びやすくなります。

●まとめ

マジカルナンバー4±1とチャンクについていかがだったでしょうか。

少しの工夫で脳の負荷を減らし、患者様は認識しやすくなります。

メニューに限らず他の部分でも応用できそうですね。

マジカルナンバー4±1とチャンクを意識して改善できるところはないかチェックしてみてはいかがでしょうか!

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