お客さんにとってLINEで治療院・サロンの予約ができると便利ですよね。
治療院・サロンもLINE公式アカウントをもてば、チャット機能で予約を受付できたり、友だちになったお客さんに向けて情報発信できます。
チャット機能はお客さんが使いたいときに使うものですが、情報発信となるとお客さんの意図とは反する場合もあります。情報発信がきっかけで、ブロックされてしまう場合もあるでしょう。
今回は情報発信がきっかけでブロックされないためにどうあるべきか。
そのためにもお客さんのLINEトークタブに「治療院・サロンアカウント」が並ぶ意味を掘り下げてみていきましょう。
●LINEでコミュニケーションしている人
LINEはSNSの中でも、ユーザー同士のつながりが強いツールです。
LINEのトークタブの中には、「家族」や「友達」「恋人」などの心の距離が近い人がいるのではないでしょうか。
また会社への連絡に使っている人は「同僚」「上司」などがいるでしょう。
いずれにせよ、距離が近い人とのコミュニケーションツールとして使われています。
この中にあなたの治療院・サロンのアイコンが並ぶことになるのです。
●遠い存在だと違和感
ある企業のスタンプがほしくてダウンロードしたあと、すぐに削除やブロックをしたことってありませんか。
自分と心の距離が遠い企業やお店が、トークタブの中にいることに違和感があるのです。
たとえばトークタブの中で、以下のようにアカウントが並んでいたとします。
- 家族
- 友達
- 店舗
- 恋人
- 会社の同僚
このように店舗アカウントも、その人にとって身近な人たちと一緒に並びます。「店舗」アイコンだけ浮いてませんか。
でもこの「店舗」が行きつけのお店アイコンだったらどうでしょうか。いつもオーナーと楽しく会話するお店アカウントならウェルカムですよね。
つまり、一緒に並ぶためには、お客さんに親しまれ愛されているお店である必要があります。
親しみがない状態で情報発信すると、情報発信がきっかけでブロックされてしまうかもしれません。
●親しみがまだ成熟していない場合
では、ユーザーとの関係が成熟していないけど、情報発信したい場合はどうすれば良いでしょうか。
これを打破するためにはユーザーにとって有益な情報を発信することです。
有益な情報とは以下の2つです。
- 金銭的な価値
- 情報自体の価値
金銭的な価値
これはわかりやすいですよね。クーポンや割引です。
親しみは感じないけど「まあ500ポイントくれるならいいか」となる可能性は高いですよね。
情報自体の価値
ユーザーにとって情報自体に価値が場合です。
治療院でいえば、自宅でできるセルフケアのことを発信しても良いかもしれません。
親しみはないけど、有益な情報をくれるなら消そうと思った気持ちに待ったがかかるかもしれません。
●まとめ
LINEのチャット機能を使えば、お客さんは気軽に予約できるようになります。
しかし情報発信となると話は別です。情報発信は単にチャット機能の延長線上にあるわけではありません。
LINEの特性上「家族」「恋人」と「店舗」のアカウントは並列に並ぶのです。
情報発信する際は、この「並列に並ぶ意味」を一度立ち止まって考えてみてくださいね。