アフターコロナへ -リーンキャンバスでビジネスを整理

アフターコロナ-リーンキャンバスでビジネス整理

いまコロナショックで治療院・サロン運営を含めあらゆる産業が転換期を迎えています。

withコロナ、Afterコロナの時代にどのように変化していけば良いのでしょうか。

これまでのビジネスモデルを整理しながら、未来へむけて変化していく必要があります。

そんなとき「リーンキャンバス」というフレームワークが活用できるのではないでしょうか。

リーンキャンバスとは、ビジネスモデルを整理するためにつかわれるフレームワークで、「Runnnig Lean」著者であるアッシュ・マウリャ氏が提唱したものです。

●9つの要素で整理

リーンキャンバスではビジネスモデルを9つの要素に分けて整理します。

リーンキャンバス

リーンキャンバスの特長は、1枚の紙にすべてをまとめている点です。

そのため「顧客」「課題」「提案価値」「コスト」「収益」などの全体像が把握しやすくなります。

また、ビジネスモデルの整理というと膨大なページ数にわたってしまうフォーマットもありますが、リーンキャンバンスは1枚の紙なので、仕事仲間との共有や情報アップデートもしやすくなります。

●9つの要素を解説

それでは9つの要素を1つずつ見ていきましょう。

リーンキャンバス

1.顧客

顧客は文字通り、どんな方に来院してほしいのか。

「会社員男性」という漠然としたものではなく具体的に書くことで、次の「2.課題」や「3.独自の価値」も研ぎすまされていきます。

2.課題

「1.顧客」が抱えた課題を3つあげます。

さらにその3つをその顧客はいまどんな風に解決しているのか思考します。

つまり、あなたの治療院・サロンに来院することなく、どうやってその課題を解決しているのか。

それを探ることで、課題を深掘りしていきます。

3.独自の価値

独自の価値とは、ほかにはないユニークな価値のことです。

あなたの治療院・サロンにあって、他院にないものはなんでしょうか。

正直すぐに考えつかない場合もあるかと思います。まずは仮でもOKです。

ここでとまるのではなく、まずは全体像をみていくことが大切です。

時間を決めて思考し、仮でも良いので、次へ進みましょう。

4.ソリューション

解決策です。先ほど「1.顧客」と「2.課題」を洗い出しましたよね。

では、その顧客が抱く課題への解決策はなんでしょうか。

ここではそれを書き出します。

5.チャネル

顧客へリーチする手段です。

顧客にあなたの治療院・サロンを知ってもらうためにどのような方法があるかを洗い出します。

ポスティングチラシ?SEO?リスティング広告?などなど。どのような導線があるか検討していきましょう。

6.収益

収益は施術代がメインになるでしょうか。

一方、withコロナ、Afterコロナではどのようになっていくのか。

いまこそあらためて考えるべきポイントかもしれませんね。

7.コスト

店舗代、人件費、広告費などを洗い出していきます。

8.主要指標

治療院・サロンをビジネス観点で伸ばしていくために、どんな点に注目するのか。

その主要指標を定義します。指標は計測し改善していく必要があります。

たとえばいわゆる常連の数を増やすことが目標であれば、その目標を達成するためにどのようなチェックポイントがあるでしょうか。

初来店からはじまり、2回目の来店、3回目と続く中でそれぞれの離脱率を計測していくことで、ボトルネックな箇所がわかるかもしれません。

どのタイミングで常連化するのか。施術メニューかもしれませんし、担当のスタッフかもしれません。

いずれにせよ、計測しないことは改善できません。どのような点を計測していくか検討していきましょう。

9.優位性

最後にあなたの治療院・サロンの優位性です。

強みと言い換えても良いでしょう。

たとえば、勘ではなくデータドリブンな運営ができているとか、肩こりの改善への経験値が圧倒的にあるとか。

そういった優位性・強みを書き出します。

●時間をかけずに書き上げる

はじめてのリーンキャンバスを作成するのに時間をかけてはいけません。15分~20分程度です。

短時間で、簡潔に、書き上げます。

もちろんあやふやな点や甘い点などがあるはずです。しかし、そういった点はあるのがノーマルなことです。

リーンキャンバスは1回で書き上げるのではありません。

他人に見せたり、時間をおいて見返しながら、ブラッシュアップしていくことを前提としているからです。

まずは書き上げることに注力しましょう。

●まとめ

もともとリーンキャンバスは、IT関連のスタートアップで使われる手法です。

スタートアップでは柔軟なプラン変更がもとめられます。ベンチャーと言い換えても良いのですが、新しい挑戦にはリスクがつきものですよね。

そんなとき、プランAからプランBへスムーズに移行していくことが求められます。

しかしプランAを明確に定義できていなければ、プランBへ移行はできませんよね。

とはいえ、いわゆる事業計画のような分厚い資料を作っている時間はスタートアップにはありません。

そんなとき、このリーンキャンバスのように1枚の紙の中ですばやく書き上げることで、ブラッシュアップ時や、振り返りのときにも、把握がしやすくなるのです。

Beforeコロナからwithコロナ・Afterコロナへ。

いわばプランAからプランBへ移行していく中、まずは現状のプランAをリーンキャンバスを使って文章化してみてはいかがでしょうか。

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アフターコロナ-リーンキャンバスでビジネス整理

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からだケアプラス

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