withコロナ 治療院・サロンのための戦略大全

withコロナ 治療院・サロンのための戦略大全

新型コロナウイルスへの対策を給付金、融資から新しいアイデアまで一気に述べています。

少々長い文章ですが、全力で記載しました!

ぜひご一読ください。

●給付金

まずは国などの公的な支援策をみていきましょう。

持続化給付金

経済産業省管轄の給付金。新型コロナウイルスの影響で、売上が前年同月比で50%以上減少している場合に該当します。

大企業を除いた、中小企業、小規模事業者、フリーランスなどの個人事業者も対象となる予定。中小企業で最大200万円・個人事業主で100万まで受給できる見込み。

おそらく多くの治療院・サロンが該当するのではないでしょうか。

ただし、申請方法や受給時期は未定。(2020年4月24日現在)

経済産業省の持続化給付金ページを読むと、補正予算の成立後、1週間程度で申請受付を開始する予定とのこと。申請後も2週間程度で給付する想定とのことです。

ウオッチし続ける支援策のひとつでしょう。

雇用調整助成金

厚生労働省の助成金。

2020年4月1日から新型コロナウイルスの影響でこの雇用調整助成金の特例措置を拡大することになりました。

雇用を維持してもらう目的として、1人1日あたり金額8,330円を上限とし、従業員に払う休業手当の9割を国が助成する仕組み。

たとえば従業員2人を休業させると、事業者へ1日1万6660円まで助成されます。

都道府県ごとに問い合わせ窓口が用意されているので、確認してみてください。

休業要請の協力金(主に東京都・大阪府)

結論からいうと、整骨院や鍼灸院、マッサージ店などは生活インフラとして休業要請の対象外となった。

神奈川、埼玉、京都等も続いているが、各治療院は対象外となっているので、この記事では割愛させていただきます。

今後の状況もウオッチし続け、変化があれば追記していきます。

一律給付 現金10万円

治療院に限った話ではないが、国民一人あたりに10万円支給される見込み。

4月23日のNHK記事「一律給付10万円盛り込んだ補正予算案 月内にも成立の見通し」によれば記事のタイトル通り、30日に成立する見通しとのこと。

●融資

新型コロナウイルスの特例で、条件の良い融資が各金融機関に設置されています。

経済産業省ページにある以下の一覧表をまずは確認すると良いでしょう。

shikinguri_list[1]

出典:「新型コロナウイルス感染症関連」経済産業省

信用保証協会

信用保証協会のセーフティネット保証は、地域に対して発動するセーフティネット4号は、現在そのエリアを全国として発動しています。

また、業種に対して発動するセーフティネット5号の対象業種の中に治療院やリラクゼーションサロンも入っています。

セーフティネット保証5号の指定業種
日本標準産業分類より
・7893 リラクゼーション業(手技を用いるもの)
・8359 その他の療術業

あくまで融資なので、返す必要はありますが、無担保・無保証人で借りることができます。また、4号と5号の併用も可能です。

問い合わせ先は、全国信用保証協会連合会ウェブサイトお近くの信用保証協会一覧からご自身の治療院エリアの相談窓口からご連絡ください。

日本政策金融公庫

日本政策金融公庫では新型コロナ感染症特別貸付として「実質金利0%」「担保なし」「最長5年間の元本の返済不要」で融資が受けられます。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、直接窓口に行くのではなく、インターネットや郵送での申込、電話での相談が推奨されています。

日本政策金融公庫ウェブサイト新型コロナウイルスに関する相談窓口からご自身の治療院のエリアをご確認ください。

東京都福祉保健局

東京都の福祉保健局でも新型コロナ特例貸付が設置されています。

20万円以内で無利子で借りることができます。

東京都福祉保健局ウェブサイト新型コロナウイルス感染症の影響を受けた休業や失業等による緊急小口資金、総合支援資金(特例貸付)ページをご確認ください。

●社会保険料等の猶予

社会保険料や国税、電気・ガス料金の公共料金等の支払について納付の猶予が認められる場合もあります。

お問い合わせ先はそれぞれ次のリンク先からエリアごとにご確認ください。

 

●新しい発想

ここからは新しい発想・アイデアについて述べていきます。

これまでからだケアプラスでもお伝えしてきましたが、あらためてみていきましょう。

未来のチケットの販売

飲食店であれば提供価値である「料理」のデリバリーやテイクアウトという発想ができますが、治療院・サロンにおいては技術を持つ「治療家の皆さん」がデリバリーやテイクアウトというわけにはいきません。

そんな中、主に飲食店が取り組んでいるアイデアの一つである「未来のチケット」は治療院・サロンにおいても応用できそうです。

仕組みを端的にいえば「未来の来院分の施術代をオンライン決済で”いま”払う」仕組みです。未来のチケットを購入する仕組みともいえます。

からだケアプラスにおいても「未来のチケット」- 飲食店の新しい発想から学ぶ記事の中で言及しています。

プリペイドカードの発行

先ほどの未来のチケットに近しい発想ですが、治療院・サロンのプリペイドカードの発行です。

回数券制度がある治療院であればなじみやすいかもしれません。

ただ回数券の場合、直接来院した際の販売が多いのではないでしょうか。そのオンライン決済版です。

Squareというサービスを利用することで初期費用なしに導入できます。

詳細はからだケアプラスの記事「治療院・サロンのプリペイドカードを発行|Squareを活用」もチェックしてみてください。

コンテンツ配信と販売

テレワークが増えている中、運動不足やストレスを抱えた人も多くなってきているでしょう。

私たち「からだケアプラス編集部」もテレワークのため、非常に共感します。

そんなとき治療家の皆さんの身体のセルフケアの情報発信は多くの人に喜ばれると思います!

一方でこうも思うのではないでしょうか「Youtubeとかに同じようなものたくさんあるしなぁ~」と。

そんなとき、こう考えてみてはいかがでしょうか ー常連さんに向けて発信する。

情報がたくさんあふれているからこそ、私たちはいつも施術をしてくれている皆さんからメッセージを受け取りたいのです。

コンテンツを通じて、常連さんとのエンゲージメントを構築されていくでしょう。

販売というステップとなるともしかしたらハードルは高いかもしれませんが、トライしてみる価値はあるでしょう。

noteなら記事、動画なども気軽に販売できますね。

物販

モノの販売もひとつでしょう。

「いや、販売できるようなモノを作っていない」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。

たとえば鍼灸師の方であれば、お灸の販売もできます。

「いやいや、自分が使用しているのは、他でも買えるお灸ですよ」そう思う方もいるでしょう。

でも、買う方からするとそんなことはありません。

他でも買えるお灸であっても、あなたから買いたい人はいるのです。

そもそも世にあるモノで、あるひとつのサイトでしか買えないモノは少ないのです。

であれば必要なものは購入までのストーリーなのではないでしょうか。

同じワインでも、販売者が情熱をもって語るワイン販売サイトで買いたいですよね。それと同様です。

そのお灸が他のサイトで売っていても良いのです。私たち消費者は単にモノを買っているのではなく、ストーリーも一緒に買いたいのです。

付加価値をつけるとすれば、先ほどのコンテンツと一緒に販売しても良いでしょう。

そのお灸を使ったセルフケアとセットで販売すれば唯一無二の商品になるのです。

物販には様々なECサイトがありますが、BASEはいかがでしょうか。

クラウドファンディング

現在クラウドファンディングでは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、経営・生産に大幅な支障をきたした事業者であれば、手数料5%で利用できます。

クラウドファンディングというサービスの性質上、共感を呼ぶような発信が必要となりますが、一考する価値はあるでしょう。

●新型コロナウイルスへの対応

実際に営業中の場合、ほぼすべての治療院で新型コロナウイルスへの対策に取り組んでいるかと思います。

その取り組みは必ず発信するようにしましょう。

発信が苦手という方もいらっしゃるかもしれませんが、発信しない限り届きません。

実際に発信している治療家の方はお気づきかもしれませんが、何度発信していてもなかなか伝わらないものです。

1回、2回の発信でOKではなく、頻繁に発信していきましょう。

HP、SNSで発信

お持ちのホームページや運用しているSNSがあれば、新型コロナウイルス対策で取り組みを発信していきましょう。

たとえば次のようなことに取り組んでいらっしゃるのではないでしょうか。

  • 施術者は常にマスク着用で施術をしていること。マスクは体調不良による着用ではないこと
  • (施術内容によっては)来院したお客様側も、マスク着用したまま施術を受けても問題ないこと
  • (ストックがあれば)使い捨てマスクのご用意
  • アルコール消毒液の設置

「新型コロナウイルス対策の 取り組みを情報発信しよう」より抜粋|からだケアプラス

なお、マスクやアルコールの在庫がない場合はこちらの在庫速報.comで確認・購入ができます。平時よりは割高になってしまいますが。

店頭・店内で発信

店頭や店内においても、新型コロナウイルスへの取り組みを周知していきましょう。

張り紙やステッカー以外にものぼりをおくという手段もあるかもしれません。

もちろん治療院としてのイメージもあるとは思いますが、大きな周知にはなるでしょう。

●家庭内での対策

最後に新型コロナウイルス感染拡大の防止のために私たちが家庭内でできることをここに記載したいと思います。

治療家の皆さんが発信することで、私たちの意識がさらに徹底され、行動に移していけると思うからです。

既知の情報かとは思いますが、あらためて確認し発信していただければ幸いです。

以下は新型コロナウイルス感染症への対応について – 厚生労働省より抜粋したものです。

手洗い、咳エチケット

帰宅時、料理の前後、食事前などのこまめな手洗いが基本。

人からだけでなく、電車のつり革やドアノブなどから手にウイルスが付着する可能性がある。

また、咳・くしゃみをする際は、マスクやハンカチ、袖、肘の内側などを使って、口や鼻をおさえる。

咳やくしゃみの飛沫により感染症を他人に感染させないためのエチケット。

3密を避ける

すでに浸透してきている3密を避ける点。ここでももう一度確認したい。

  1. 密閉空間 - 換気の悪い密閉空間
  2. 密集場所 - 多くの人の密集
  3. 密接場面 - 互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声

これらの条件がそろうと、感染拡大のリスクが高くなると考えられています。

健康維持のための運動

テレワークが続くと、運動不足になり、心身の機能が低下してくることが懸念されます。

厚生労働省ページでは以下の点があげられています。

  • 人混みを避け、一人や限られた人数での散歩
  • 家でできる運動。ラジオ体操、スクワットなど。
  • 座っている時間を減らし、足踏みをするなど身体を動かす

この記事の中でも取り上げましたが、テレワークが続くとこれまで以上に腰痛や肩こりを患う人は増えてくるでしょう。

運動不足に加えて、オフィスほど良い椅子を用意できるわけではない。

治療家の皆さんの身体に関するコンテンツ配信は、きっと喜ばれるメッセージになるでしょう。私たちはそう確信しています。

食生活をしっかりと

免疫力を低下させないために、しっかり栄養をとることは大切です。

  • 3食欠かさずバランスよく食べて、規則正しい生活を心がける。
  • 毎食後、寝る前に歯磨きをする。
  • しっかり噛んで食べる。

人との交流

テレワークが続くと孤独になりやすい。

家族や友人に加え、治療院・サロンほか、飲食店、ヘアサロンなど地域のよく行くお店のメッセージも孤独を和らげることになるでしょう。

「あの店主さんの焼き鳥がまた食べたい」
「あのスタイリストさんにヘアカットしてほしい」
「あの先生の施術を早く受けたい」

残念ながらいますぐこの心の声を実現することは難しいでしょう。

けれど、ブログやSNS、動画等を通じたメッセージは、物理的に離れた生活を強いられる「あの人」の心をケアすることでしょう。

●まとめ

「からだケアプラス」では普段治療院・サロンの皆さんに向けて情報を配信しているため、治療院・サロンの文脈でいろいろ書かせて頂きました。

すでに知っていた情報、知らなかった情報、知っていたけど忘れていた情報などがあったと思います。少しでもヒントになることや、次のアクションにつながる情報があったならこの上ない喜びです。

最後に、

少し私個人の話をさせてください。

新型コロナウイルスによって、物理的に離れた生活を誰もが強いられています。

そして、治療院・サロンに限らず、飲食店、カフェ、ラーメン屋、ヘアサロン、八百屋、魚屋、肉屋、パン屋、花屋などなどあらゆる業種が苦境に立たされています。

こういった個人や少人数で営んでいるお店が、私たちの生活に彩りを与えてくれていたことを実感しています。

「こんにちは。最近、腰の調子はどうですか?」
「ありがとうございます。だいぶ良くなりましたよ」

自分が良く行く治療家さんとの何気ない会話の積み重ねが、この町で暮らしていることを実感させてくれていました。

腰は痛いけど、なぜか喜びに似た感情もあったと思います。ときに人生相談のようなこともしたでしょうか(笑)

治療院やサロンをはじめ、飲食店やカフェ、ヘアサロンでの「会話」は、「施術を受ける」「料理を食べる」「髪を切る」と同じくらい、いや、それ以上の価値があったのではないかと思うのです。

再び会話を重ねるときがいつになるのかは、まだ誰にもわかりません。会話も形をかえるかもしれません。

しかし、私たちが希望を持ち続ける限り、必ず灯はともるでしょう。これまで私たち人類は希望とともに乗り越えてきたのですから。

これからもからだケアプラスは希望を持ち続け、発信していくことをここに宣言します。そして、この文章が少しでもあなたの希望に寄り添えることを願って。

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からだケアプラス編集部。 整骨院、整体、鍼灸、治療院専門の予約システム「からだケア」を提供中。 ネット予約 × 予約管理 × 顧客管理 & 集計・分析まですべてをワンストップで提供しています。治療院経営をフルサポート!「からだケア」はこちら→ https://caradacare.com/staff