治療院・リラクゼーションサロンを経営において、どのようにリピート率を高めて「リピーター」になってもらうかは大きなテーマのひとつです。
そんな「リピーターづくり」に予約システムは力を発揮します。予約システムでは「予約をとるだけで自動的に顧客台帳ができる」特長があるからです。
そこでできた顧客データを活用しリピーターを増やし、売上を伸ばしたケースの紹介です。
●「来店回数」と「メモ」を活用
予約システムを使うと利用回数が自動的に計上されます。その利用回数に応じサービスを提供する仕組み作りで「リピーターづくり」ができます。
あるサロンでは3回利用していただくことをひとつの指標にしているとのことです。特に初回利用時にそのお客さんとコミュニケーションした内容をできるだけ顧客台帳のメモに登録しておきます。
2回目の来店時に、その内容の続きの話題を話すようにしたそうです。端的にいえばあなたのことを覚えていますよというメッセージです。
●名前で呼ぶ
さらに名前で呼ぶことも徹底します。
特に最初と最後のあいさつでは名前を呼びます。「◯◯さん、こんにちは」「◯◯さん、ありがとうございます」と伝える。
こういったちょっとした気遣いをすることで、お客さん側も迎えられていると感じます。
●前回の施術内容を伝える
顧客台帳にある施術ノートを利用して「前回◯◯が痛むとのことでしたが、その後いかがですか?」のように前回行った施術内容を振り返りをします。
自分の痛みや悩みを覚えてくれているという安心感が生まれ、信頼へとつながっていきます。