治療院やサロンのホームページやブログで必ずといっていいほどに使用する画像。
この画像にはPNGやJPEGなどのさまざまなファイルフォーマットがあります。
しかし、どのファイルフォーマットが適しているのか悩むときもあるかと思います。
今回は画像によってどんなファイルフォーマットが適しているか解説します。
●キレイで軽い画像
画像は当たり前ですがキレイな方が良いですよね。
一方で、治療院・サロンのホームページで使う場合、軽い画像が望ましいです。
重い画像の場合、ページを開くのに時間がかかる場合もあり、訪れたユーザーの印象だけでなく、SEO観点でもマイナス評価になります。
ではどのような画像が重くなるのでしょうか。
- 画像のサイズが大きい
- 使われている色の数が多い
- 画像の構成が複雑
つまり、キレイを目指すとどうしても重くなってしまいます。
そこで少しでも、キレイと軽いを両立させるためには画像に適したファイルフォーマットを選ぶ必要があります。
●PNG or JPEGの2択
ファイルフォーマットにはさまざまな種類があります。
- PNG(ピング)
- JPEG(ジェイペグ)
- GIF(ジフ)
- TIFF(ティフ)
- BMP(ビーエムピー)
などなど
細かい解説は割愛しますが、ホームページやブログなどのウェブで使う画像としては、PNGまたはJPEGの2択で考えて問題ありません。
●JPEGは写真で使う
風景や人物などの写真を使うときはJPEGが適してきます。
自然のものは多数の色が存在します。さらに単色で塗りつぶされているわけではなく、グラデーションのように色合いが微妙に変化しています。
JPEGは1670万色(24ビット)まで色を扱えるため、こういった画像に適しています。
●PNGはイラストや図表で使う
コンピューター上で作られたイラストや図表などはPNGが適しています。
先ほどの風景や人物の写真と異なり、グラデーションのように細かく色が変化していません。塗りつぶしや境界線が直線的である場合はPNGが適しています。
●判断が難しいパターン
写真(自然なもの)はJPEG、 イラストや図表はPNGとお伝えしましたが、判断が難しいパータンもあります。
- 写真の上に文字の加工やイラストが載る場合
- グラデーションが使われているイラスト
- 使われている色が少ない写真
これらのものはJPEG or PNGの判断が難しく、一概に言い切れません。
こちらは両方で試してみて見栄えがより良いものとなります。
●まとめ
JPEG or PNGはデザインの専門領域の人でも悩ましい部分です。
「判断が難しいパターン」にあてはまる場合も決して少なくありません。
ですが、JPEGは写真、PNGはイラストや図表という基本を知っておくだけでも、よりキレイで軽い画像になっていきますよ。
「軽くする」に関してはこちらの画像自体を軽くするツール記事もチェックしてみてくださいね。