『<インターネット>の次に来るもの』本の要約。3つのポイント

<インターネット>の次に来るもの

治療院・サロン経営のヒントや新しい視点など気づきがうまれるような本を選抜して紹介するシリーズ第4弾です。

<インターネット>の次に来るもの

インターネットの次に来るもの

今回選んだのは<インターネット>の次に来るもの 未来を決める12の法則

コロナ禍以前の2016年に発行された本です。

これからの未来を見据える上でヒントになる点が12の法則としてまとめられています。

  1. ビカミング(なっていく)
  2. コグニファイング(認知化していく)
  3. フローイング(流れていく)
  4. スクリーニング(画面でみていく)
  5. アクセシング(接続していく)
  6. シェアリング(共有していく)
  7. フィルタリング(選別していく)
  8. リミクシング(リミックスしていく)
  9. インタラクティング(相互作用していく)
  10. トラッキング(追跡していく)
  11. クエスチョニング(質問していく)
  12. ビギニング(はじまっていく)

今回はその中から3つを選抜してご紹介しますね。

●アクセシング(接続していく)

「所有する権利」から「アクセスする権利」へ。「購入」から「定額利用」へ転換していきます。

これまでの所有するためにモノを購入していた時代から定額でサービスを利用する時代へ。

実際に企業においてもモノを所有している企業よりも、サービスへアクセスできる企業が台頭してきています。

  • 世界最大のタクシー配車サービス「Uber」は車を所有していません。
  • 世界最大の民泊施設提供会社「Airbnb」は不動産を所有していません。
  • 音楽配信「Spotify」は音楽を1つも制作していませんが、好きな音楽が聞き放題です。

ある意味では所有することは気軽な行為でした。もっと良いモノが現れたら、買い替えれば良かったからです。

しかし、定額のサービス利用は違います。

購入は一回きりですが、定額のサービス利用の場合は、サービス提供者と利用者の間の関係性は続いていきます。関係が続くことで関係は深まっていくのです。

治療院・サロンにおけるアクセス権とはなんでしょうか。

からだをケアする。
腰痛や肩こりを改善する。
という意味においては、関係性の継続はこれまでの延長線上ともいえるかもしれませんね。

ただし、これまでの「来院して施術を受ける」という対面によるオフラインだけのサービスを拡張して行く必要はあるでしょう。

本来の目的であるからだをケアすることに向けたオフライン・オンライン双方での取り組みを思考する中で、治療院・サロンへのアクセス権とは何かと考えていくと良いかもしれません。

●フィルタリング(選別していく)

日々大量の新しい作品が創造されています。

毎年、約800万の楽曲、1万6000本の映画、200万冊の本、300億のブログ投稿、1820億のツイートがされています。

無限の選択肢の中で私たちは生きています。

当然私たちが一生かけてもすべての作品に触れることは不可能です。

どれを選べば良いのかの優先順位付けをし、選択をアシストするフィルタリングが必要です。

このフィルタリングは決して現代特有のものではなく、過去にもありました。

  • 出版社や音楽レーベル、映画スタジオにはボツになった作品が山のようにあります。
  • 小売店にすべての製品が並ぶことはありません。キュレーターが仕入れを決めフィルターとして働いています。
  • 新聞にすべての出来事は載りません。載る情報を選別し、他の情報を無視しています。

現代の話に戻すと、Google検索結果ページも情報がフィルタリングされていますよね。

SEO対策と呼ばれていますが、Googleは検索したユーザーにとって有益な情報を上位に表示します。

私たちが新しいものを作り続ける限り、さらなる高度なフィルタリングは不可避です。

フィルタリングは、パーソナライズ化していくでしょう。

つまり個々にあわせたフィルターです。

フィルタリングのパーソナライズ化が進むと、フィルタリングに個性が生まれてくるのです。

●トラッキング(追跡していく)

言葉ではなく数値を使うことで「定量化された自己」が確立できます。

食事、運動、睡眠、気分、血液成分、遺伝子、居場所など定量的に測定できるものを継続的にトラッキングしていくことで、自分の健康状態等が正確に把握できるようになります。

科学の発展により、チップが小さくなり、電池も長持ち、クラウドにどこからでもつながるようになった現代ではあらゆるものをトラッキングできるようになっています。

近い将来の現実可能な夢として、自分の身体の記録を使って、個人向けのオーダーメイド医療を構築できるようになると、著者のケヴィン・ケリーはいいます。

医療以外の分野においても、アメリカ合衆国では次のようなトラッキングがすでにはじまっています。

  • 2006年以降に生産された車は運転の速度、ブレーキ、エンジンの回転数、走行距離、事故などを常に記録するチップがはいっている
  • すべての紙の郵便物の表面はスキャンされ、デジタル記録になっている
  • 電気や水の使用量はすべて記録されている。

などなど。

是非はともかく、このようなトラッキングにより革新的なサービスがうまれてくるでしょう。

●まとめ

12の不可避な法則から3つを選抜してご紹介しました。

ひとつポイントは12の法則は分断された単独な法則ではなく、それぞれ複雑に絡み合っています。

「トラッキングした情報はフィルタリングされ活用できる」等です。

コロナ禍以前に発行された本ですが、未来を予測する上でも一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

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