『子どもは40000回質問する』本の要約。3つのポイント

子どもは40000回質問する(CURIOUS)

治療院・サロン経営のヒントや新しい視点など気づきがうまれるような本を選抜して紹介するシリーズ第3弾です。

今回も3つのポイントにしぼってご紹介します。

子どもは40000回質問する(CURIOUS)

子どもは40000回質問する(CURIOUS)

今回選んだ本は『子どもは40000回質問する』

一見、子どもの教育本かと思うタイトルですが、原題は『CURIOUS』

「好奇心」が人生に与える影響について論じた本です。

●point1 好奇心は「理解」と「理解の欠如」から。

好奇心には矛盾した性質があります。「理解」と「理解の欠如」から好奇心は生まれるという性質。

つまり理解している領域がないと「理解の欠如」という感覚が生まれないのです。

治療家の皆さんは、身体について「理解」している領域があることによって「理解していない部分」について探求したくなるのではないでしょうか。

新しい情報によって、無知を自覚させられ、それを「知りたい」と好奇心が生まれます。

まるでクロスワードパズルのように、既知の情報と既知の情報にはさまれた「情報の空白」を私たちは埋めたくなる性質があります。

反対に、まったく知らない領域にはなかなか興味が向きませんよね。

一般的に何も知らない領域に対して、突如好奇心が生まれるのは誤解であると説いています。

好奇心が生まれるためには、”少しだけ知っている”ことが必要なのです。

●point2好奇心が生まれない状態

過信効果

人はある領域について詳しくなると、何でも知っていると思い込みやすくなります。

心理学的にこれを過信効果と呼び、この状態に陥ると人は好奇心を失います。

ソクラテスのいう不知の自覚が好奇心を保つには必要なのです。

自分はまだまだ知らないことが多いと自覚している人は、知的探求を続けることができます。

ノーベル賞を受賞した経済学者のダニエル・カーネマンはこういいます。

自分は世の中を知り尽くしているという心地よい思い込みはやすやすとは揺るがない。自分の無知に目をつむる能力は計り知れない

自信不足

一方で自信不足も好奇心をしぼませます。

肉体的にも精神にも不安定な環境や恐怖は、好奇心よりも生きることに注力します。

ひと言でいえば、好奇心どころではないのです。

生きるためにどうすれば良いかに認知資源を使い果たしてしまう。

自信過剰と自信不足。ちょうどその間に好奇心を刺激する環境がうまれます。

●point3好奇心格差と社会格差

著者のイアン・レズリーは好奇心の格差が社会的な格差を生むと論じています。

特に現代ではインターネットを通じて簡単に「知る」ことはできます。

しかしその知ったことに対してさらなる探求をする人はごく少数です。

好奇心は深みのある知識・知恵や、やり抜く力を育みます。

好奇心の3段階

好奇心は3つの段階で前進していきます。

第一段階では、周囲の世界を探求します。

次の第二段階で、好奇心は社会性を帯びてきます。

周囲にある情報に対して「なぜ」「どうして」と疑問をなげかけていきます。

ここで重要な点は質問の内容自体ではなく、周囲に目を向け情報を収集する習慣を身につけることです。

最後の第三段階で、これまでの観察と情報(知識)の蓄積から生まれる「なぜ」が「興味」へと発展していくのです。

こうして好奇心は、「個人」と「外界」との結びつきを強める力となっていきます。

●まとめ

好奇心の欠如は、無関心・無気力、表面的な関心に流されることの助長します。

好奇心が発動するためには一定の知識が必要です。なぜなら好奇心は「理解」と「理解の欠如」のはざまから生まれるからです。

さらに好奇心を保つためには、自分が無知であること。不知の自覚が必要なのです。

最初にもお伝えしましたが、この本の原題は『CURIOUS』好奇心に関する本です。

好奇心が人生にどのような影響を及ぼすのか言及しているので、興味があればぜひチェックしてみてくださいね。

治療院・サロン専門予約システム
子どもは40000回質問する(CURIOUS)

ABOUTこの記事をかいた人

からだケアプラス

からだケアプラス編集部。 整骨院、整体、鍼灸、治療院専門の予約システム「からだケア」を提供中。 ネット予約 × 予約管理 × 顧客管理 & 集計・分析まですべてをワンストップで提供しています。治療院経営をフルサポート!「からだケア」はこちら→ https://caradacare.com/staff